発酵セラミド水 水を超え、髪と肌の深層へ溶け合う一滴

「どれだけ丁寧に保湿しても、すぐに乾燥してしまう……化粧水の大部分を占める『水』そのものから見直せないだろうか?

日本古来の恵みである国産コメヌカと、肌のバリア機能を支えるセラミドNG。
この2つの成分を美肌菌の代表格であるガラクトミセスで発酵させるというバイオテクノロジーから開発されました。
原料の99%以上が発酵液で構成され、水に留まらない肌なじみを実現。
従来のベース成分の常識を覆すウォーターレス素材として昇華されたストーリーをご紹介します。

化粧品処方の大きな割合を占める「水」。
発酵セラミド水は、そのベース水そのものを訴求成分へと置き換え、肌と髪に浸透感をもたらす次世代の発酵ベース原料です。

化粧品処方の大部分を占める「精製水」を、すべて機能性成分に置き換えることはできないか。そんな開発者の理想を形にしたのが、発酵セラミド水です。
美肌発酵液用菌株として名高いガラクトミセスを用い、セラミドNGと国産コメヌカを同時に発酵。水やアルコールに頼らず、成分そのものを高濃度化したバイオ発酵技術の結晶です。

【JTS視点のこだわり】

私たちがこの原料に注目したのは、単なる「セラミド配合原料」にとどまらない全成分表示の圧倒的なインパクトとストーリー性にあります。
全成分の筆頭(トップ)に「水」ではなく「ガラクトミセス/(セラミドNG/コメヌカ)発酵液」を配置できることは、ブランドの『無加水・ウォーターレス』や『高濃度リッチ処方』の訴求において強力な差別化要素となります。
「セラミド配合」製品が増えている市場で、確かな存在感を放つことができます。

発酵セラミド水は、単に「水を置き換える」だけでなく、肌と毛髪のバリア機能を向上させます。

  • 高浸透と肌なじみの実現
    精製水と比較して接触角が著しく小さく、肌表面に塗布した瞬間からすばやく広がり馴染む高浸透感を獲得。
  • 5%グリセリンと同等の卓越した保湿能
    発酵によって生み出された代謝物とセラミドが相乗的に働き、塗布直後から肌水分量を向上させ、120分経過後も潤いを保持。
  • 毛髪キューティクルの摩擦低減
    毛髪表面のすべり性を大幅に向上させ、ブリーチ毛などのダメージヘアにおける摩擦係数を低下。

【JTS視点のこだわり】

特筆すべきは、発酵プロセスによって成分が馴染みやすさ(小さい接触角)を獲得している点です。高保湿成分にありがちな「ベタつき」や「表面に残る感覚」を払拭し、すっと吸い込まれるような独自のフィーリングを実現しています。
スキンケアだけでなくヘアケア領域へもアプローチできる多機能性は、処方の幅を大きく広げてくれます。

JTSとして最も重視するのは、感覚的な心地よさだけでなく、客観的な実証データに基づく確実なエビデンスです。

  • 優れた保湿作用と持続力(角層水分量試験)
    20代〜40代の被験者を対象とした水分量測定試験において、発酵セラミド水(100%)は塗布直後に肌水分量を大幅に高め、120分経過後も5%グリセリン水溶液と同等の高い水分保持能力を維持することが確認されました。精製水と比較して明らかに高い保湿持続性を示しています。
  • 目視で確認できる即効的なキメ改善作用
    デジタルマイクロスコープを用いた皮膚表面観察において、塗布前と比較して塗布30分後には肌のキメがふっくらと整い、肌表面の凹凸が滑らかに補正される様子が実証されています。
  • 毛髪摩擦の83%低減データ(ヘアケア評価)
    アルカリブリーチ等でダメージを受けた毛髪に対する摩擦感テスター測定において、ブランクと比較して平均摩擦係数(MIU)が大幅に低下し、摩擦を83%低減させることが実証されました。SEM(電子顕微鏡)像でも、毛髪表面のキューティクルが平滑に整う様子が明確に観察されています。

発酵セラミド水は水溶性で肌なじみが良く、ベース水からの置き換えが可能なため、多様な製品開発にスムーズに展開できます。

  • 濃密発酵バリア導入液
    全量を本原料に置き換えた無加水処方のプレ美容液。
  • シャンプーなど(インバス製品)
    菌の繁殖リスクが高いインバス向け処方では、単体及び防腐剤使用量低減が可能です。
  • 眠れる菌活ナイトマスク
    夜間のバリア修復に特化したセラミドリッチクリーム。
  • キューティクル補修ヘアミスト
    摩擦を83%低減し指通りを極める速乾ヘアケア

発酵セラミド水は、化粧品のベースとなる「水」そのものを高機能な発酵美容液へと転換する、次世代のウォーターレス原料です。
単なる成分訴求にとどまらず、全成分表示での圧倒的な差別化、即効性の高い保湿・キメ改善、そしてヘアケアへの応用まで、貴社製品の価値を底上げする強力なソリューションとなります。
「既存の処方に新しい価値とエビデンスを加えたい」とお考えの処方開発者様に、ぜひお試しいただきたい一品です。

記事で紹介した皮膚水分量データ、キメ観察写真、毛髪摩擦試験データや配合に関する詳細につきましては、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが貴社のコンセプトに合わせた最適な設計をご提案いたします。

福島_株式会社JTS(ジェイティエス)-営業部

本記事の著者

福島 / 株式会社JTS(ジェイティエス) 営業部

2024年、JTSに入社。
アクティブ原料(機能性成分)の紹介を得意としている。市場の最新動向をリアルタイムでキャッチアップし、顧客のブランドコンセプトや開発ニーズに最適化した「根拠のあるトレンド原料提案」に注力している。