【独自開発秘話】化粧品原料RANa(ラナ)誕生の裏側

RANa(ラナ)

京都大学・帝京科学大学との共同研究により誕生した、バラ由来の「生エクソソーム」原料。

JTSは、大学が持つ高度な技術シーズを、化粧品業界が求める「植物由来」「高機能」といった確かな価値へと変換。単なる商社を超えた、研究者との信頼関係が築いた独自開発の軌跡をご紹介します。

「RANa(ラナ)」は、美の象徴であるバラから抽出された植物由来のエクソソーム原料です。

最大の特徴は、独自の非加熱抽出法により、壊れやすい成分を「生のまま」安定的に保持している点にあります。

「植物由来」という安心感

近年、動物由来成分への懸念が高まる中、バラ由来のRANaは、華やかなイメージと安全性を高いレベルで両立させています。

セラミドリッチな組成

「RANa (ラナ)」に使用されているバラのエクソソーム内には、肌のバリア機能に欠かせない「セラミド」が豊富に含まれており、細胞へ効率よく届けるアプローチが期待できます。

「非加熱」へのこだわり

熱や強い圧力をかけない手法で抽出しているため、自然な状態の「生エクソソーム」としてその機能を発揮します。

開発のきっかけは、京都大学の佐々木先生や帝京科学大学の高谷先生が持つ、極めて高度な研究成果にありました。大学の研究室には、利益を優先しないからこそ生まれる「素晴らしい発明の技術資産」が数多く存在します。しかし、それらはそのままでは化粧品として世に出ることはありません。

JTSはそこに注目し、「この技術を化粧品として形にしませんか?」と提案しました。

加工や分析は研究のプロである大学が担い、JTSは「市場で今、何が求められているか」という視点からアイデアを出す。この二人三脚の体制が、RANa誕生の原動力となりました。

大学発の新しい素材を実用化するまでには、大きな壁がありました。

特に「この素材が、肌にどのような良い変化をもたらすのか」という有効性の証明は、何もない状態から当たりをつけていく、気の遠くなるような作業でした。

RANaは、現在その独自の製造方法について特許を出願中であり、国際的な化粧品成分名称(INCI)も取得済みです。

通常、大学発の技術が製品化されるには数年単位の時間がかかりますが、JTSは開発の初期段階から実務をサポートすることで、スピーディーに完了させました。

RANaのプロジェクトを通じて、JTSは単なる「原料の売り手」ではなく、技術とニーズを結ぶ「架け橋」としての役割を果たしています。

市場の声を聴く力

「動物由来を避けたい」「本物の成分が欲しい」という顧客の切実なニーズを汲み取ります。

技術をメリットに変える提案力

難解な大学の研究内容を、お客様が「これなら売れる」と確信できるベネフィットへ繋げます。

信頼できる情報設計

大学との共同研究や特許、安全性試験といった裏付けを整え、お客様が安心して新製品に採用できる環境を提供します。

「自社の新製品に、他社にはない『本物のストーリー』を盛り込みたい。」そんな想いを持つ企画・開発担当者様。JTSは、大学の研究室で生まれた「未来の可能性」を、あなたの製品へと繋ぐ架け橋になります。RANaに関する詳細や活用案について、まずは一度、私たちにご相談ください。

貴社のコンセプトに最適な原料のご提案から、処方に関するアドバイスまで、私たちが伴走いたします。また、その他の原料をお探しの場合でも、まずはお気軽にお問い合わせください。

本記事の著者

代表 岩ヶ瀬

株式会社JTS(ジェイティエス) 代表取締役社長
2005年の設立以来、「独自性のある原料を揃えることで、選ばれる会社になる」というビジョンのもと、近年は天然素材を活かした独自原料の開発に強みを持ち、単なる商社にとどまらず、大学や異業種との共同開発によるオリジナル原料の提供で成長を続けています。2025年には創業20周年を迎えました。

岩ヶ瀬 _ 株式会社JTS(ジェイティエス) 代表取締役社長